株式会社wevnal 様
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活用事例
リスモン会員 2021年9月入会
API連携で取引先審査の工数を約90%削減!
~IPOを視野に、内部統制と業務効率の両立を実現~
事業内容
BXプラットフォーム「BOTCHAN」を展開し、ブランド体験(Brand Experience)の向上を通じて、企業の販売拡大や顧客のLTV最大化を支援しています。
「BOTCHAN」は、生成AIを活用したチャットフォームや決済チャットなどの機能を備えており、大手企業や金融企業をはじめ、ECや美容・教育業界など、業界を問わず幅広く導入されています。
インタビュー
管理部 財務担当マネージャー 木村様と 若林様に、リスクモンスターサービスのご利用についてお話しを伺いました。

Q. リスモンAPIサービス導入前の課題と、導入のきっかけを教えてください。
IPOに向けた管理体制強化を目的に、リスモンサービスを導入して4年になります。
API導入前は販売先の審査に、1件当たり20分程度かかっていました。サービスログイン・情報取得・データ保存などの作業を、管理部門の担当者1名で、年間数百件の申請を対応していました。
当社内の業務DX化が進む中で、管理部門としても「何を効率化できるか」を検討。その中で、2025年度は審査業務の自動化に取り組むことにしました。
Q. API連携の開発工数はどの程度でしたか?
プロジェクトは、私たち2名と外部の開発担当者1名の計3名で進行しました。
業務効率化の機運が高まっていたタイミングだったので、社内調整もスムーズで、導入はすぐに決定しました。
リスクモンスターから提供された仕様書をもとに、SalesforceとのAPI連携を実装。
開発担当者の作業時間は約5時間程度、連携後の加工などを含めても合計10時間ほどで構築できました。想定よりも短時間でスムーズにシステム構築が完了しました。
Q. API連携による効果を教えてください。
効果は大きく2点あります。
1点目は、審査時間の大幅削減です。
1件当たり20分前後かかっていた審査が、わずか3~5分程度で完了できるようになりました。
複数の画面を行き来する必要がなく、Salesforce上で完結するため、時間的にも精神的にもノンストレスで進めることができます。
一部例外を除けば、ほぼすべての案件で大幅に工数を削減でき、管理部門の中でも「今期一番の効率化施策」と言える成果となりました。
2点目は、営業部門の与信意識の向上です。
従来は管理部門が主導して取引申請を行っていましたが、今後は営業部門主体の運営への移行も視野に入れています。
申請にリスクモンスターサービスを活用することで、営業担当にも「取引先の信用力に応じたリスク管理が必要」という意識が根付いてきました。
今後の運用が定着すれば、営業担当者自身が与信・コンプライアンスの両面から取引先を確認し、より迅速に取引判断ができる体制が整うと考えています。
当社のようなIT商材を扱う企業において、取引判断のスピード感と内部統制の両立は非常に重要です。私自身、公認会計士として監査法人での勤務経験がありますが、その観点から見ても、リスクモンスターサービスは「内部統制の有効性を保ちながら、スピーディーな判断が可能」という点でバランスがとれたサービスだと感じています。
Q. 今後のさらなる改善や構想があれば教えてください。
今後は、前回審査から1年経過した取引先に対して、自動でアラートを出す仕組みを追加する予定です。
また、近年では販売先だけでなく、サプライヤーのコンプライアンスチェックの重要性も高まっています。
現在はgoogleスプレッドシートに仕入先のコンプライアンスチェック結果を入力していますが、こちらもAPI連携で自動化し、さらに効率的な体制を目指していきたいと考えています。
| 会社名 | 株式会社wevnal (ウェブナル) |
|---|---|
| ホームページ | https://wevnal.io/ |
| 設立 | 2011年設立 |
| 事業内容 | BXプラットフォーム「BOTCHAN」を展開し、ブランド体験(Brand Experience)の向上を通じて、企業の販売拡大や顧客のLTV最大化を支援しています。 「BOTCHAN」は、生成AIを活用したチャットフォームや決済チャットなどの機能を備えており、大手企業や金融企業をはじめ、ECや美容・教育業界など、業界を問わず幅広く導入されています。 |
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※掲載内容は、2025年10月取材時点のものです。

