株式会社サーバーワークス 様
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活用事例
IPOに向けた与信管理体制整備に寄与!
事業内容
AWS(Amazon Web Services)に特化したインテグレーション事業とサービスの提供を行っている、クラウドインテグレーター。 2009年より、AWSに特化したインテグレーション事業を開始。2014年に日本初のAWS Partner Network (以下、APN)のマネージドサービスプロバイダー コンピテンシーを取得。AWS導入を成功に導く3つのソリューション、AWS導入支援、AWS運用サービス、AWS自動化ツールを提供し、この分野で先進的な取り組みを行っている企業として知られる存在になりつつあります。 2019年3月に東証マザーズ(当時)に上場を果たしました。
今回は当時の担当である 大野麻理様 小川裕美子様にお話しをお伺いしました。
株式会社サーバーワークス
課長大野麻理様 小川裕美子様
Q.リスクモンスターサービスを導入した経緯を教えてください。
当時は与信審査スキルのあるメンバーがいなかったので、与信管理業務を行っていない状況でした。また、貸倒れもなかったため、与信リスクの認識が不足していました。しかし、売上が毎年増加する中で、全社的に与信管理の重要性が認知されだし、対策を講じなければならないという気運が高まりました。
また、IPOを実現するにあたり監査法人からのアドバイスもありました。社内に与信管理の専任担当者がいないため、人的リソースを補う為にも、与信管理業務全般をアウトソースできる会社、またその仕組みを持っているベンダーを利用しようと検討した結果、リスクモンスターサービスを導入することとなりました。
Q.導入の決め手はなんですか?
「RM格付」と「RM与信限度額」です。審査業務ができる専任の与信担当者がいれば、他社調査会社などでもよかったかもしれません。そのような専門知識がなくても、誰でもわかりやすく直感的に使えるのが決め手でした。
Q.IPOの準備にはどれくらいかかりましたか?
IPOを検討してから準備期間としては約3~4年、与信管理の運用実績としては約1年かかりました。IPO検討段階からリスクモンスターのサービスを導入して、与信ルール、与信管理規程、運用マニュアルを作成し、与信管理の実施、監査、評価、改善のPDCAサイクルを実現できるように調整しました。
Q.リスクモンスターのサービスがIPO準備に役立った点を教えてください。
与信管理規程を作成した際に決裁権限表も作成したのですが、決裁権限表の指標にそのまま「RM格付」と「RM与信限度額」を採用できた点です。
当社は与信管理を行っていなかったため、IPOまでの限られた時間の中で与信管理の運用を定着化させ浸透させることが必須でした。
「RM格付」は取引先が信用できるか否かを客観的に判断できとてもわかりやすいです。「RM与信限度額」は当社の財務状況を鑑みて自動で算出されるので手間がかかりません。
与信審査を行えるメンバーがいない当社にとっては、ノウハウがない状況でも全社員が同じ「考え方」で判断でき非常に効率的かつ効果的でした。
また毎年1回実施する「ポートフォリオサービス」も当社に代わって取引先の全体分析・リスク定量化・分析評価をしてくれるのでとても重宝しており、その後のルール見直しがスピーティに行うことができ非常に助かっております。
Q.リスクモンスターに期待する事をお聞かせください。
現在反社チェックは「NEWSモンスター」などの記事検索サービス等を利用し、与信調査とは別に行っています。「反社ワード記事検索」では「e-与信ナビ」で「RM格付」と同時に情報が取得できるので、併用して活用していくことを検討しています。
またタイムリーに取引先や信用情報を把握していきたいと考えているので、当社のデータベースとの連携を検討したいです。
設立 | 2000年2月 |
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売上高 | 44億円(2019年2月期) |
従業員数 | 124名 |
事業内容 | クラウドコンピューティングを活用したシステム企画・開発及び運用 |
URL | https://www.serverworks.co.jp/ |
※掲載内容は、2019年12月の取材に基づいています。