株式会社シノプス 様
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活用事例
リスモン会員 2018年8月~
上場準備に向けた内部統制強化に寄与!
企業理念
『在庫に関わる“人”、“もの”、“金”、“時間”、“情報”を最適化するITソリューションを提供し、限りある資源を有効活用することで、広く社会に貢献する。』
事業内容
『世界中の無駄を10%削減する』をビジョンに掲げ、在庫にかかわる問題をITを使って解決していきたい、「在庫最適」を目指している会社です。
現在は食品スーパーを中心とした小売業向けの需要予測型自動発注システム(sinops)の開発と販売がメイン事業です。小売業向けの導入実績は国内No.1で、賞味期限が短い日配品から高額で回転率が低い商品まで幅広いカテゴリで自動発注ができることが当社の強みです。
最終的には、需要側(消費者等)から得られる情報を基点として商品開発、生産・供給計画、流通、販売体制などを統合的に編成する情報管理手法「デマンドチェーンマネージメント」を構築することを目標にしています。
ご担当の取締役管理部部長様にお話を伺いました。
Q. 与信管理に対する取り組みを教えてください。
与信管理の指標として、「RM格付」と「RM与信限度額」を活用しています。
特に新規取引先の与信判断の際、重要な項目として社内認識しています。
Q. 導入していただいたきっかけを教えてください
元々は新規取引開始時に取引先の年商と見積書の金額を相対的に判断して与信可否を判断していました。
そんな中、上場準備において内部統制強化や与信管理における客観的指標の採用が必要となったことが与信管理体制整備のきっかけとなりました。
また、客観的な与信管理指標を有することを外部にもしっかり説明することが必要だったため、その点も大きなメリットでした。
Q. 導入の決め手はなんですか?
スピーディーに「RM格付」と「RM与信限度額」が取得できる点が決め手になりました。
また、当社の主力製品である「sinops-R」の販売だけでなく周辺システムのセット販売が増え、販売単価が高騰した背景もあり、与信管理の意識がより一層高まりました。
Q. IPOの前とIPO後でRMサービスをどのように活用されていますか?
上場準備に向けての内部統制で、与信管理体制強化、与信限度額を設定するようにしました。
IPOの審査の際には、第3者機関としてリスクモンスターを利用している点を報告することで、非常にスムースに審査が通ったと実感しています。
もし、以前の運用のままであれば、もっと論点が増えていたかと想像します。
システマチックに格付評価が出る点も審査時の高評価につながりました。
現在は、RM格付とRM与信限度額を基準にして社内審査を実施し、しっかり管理ができるようになりました。
Q. 導入後、変わったことはありますか?
先ずは「与信」の概念を全社的に植え付けることができました。
また、事前に格付や企業情報が分かることで、リスクとリターンを考慮した価格交渉に臨むことができ、無駄な営業がなくなりました。
何より与信判断のスピードアップにつながった点は大変良かったです。
Q. リスクモンスターに期待する事をお聞かせください。
与信管理についての基本的機能は十分備わっていますが、今後は反社チェックのスクリーニングをした上での企業評価機能を入れてほしいです。
その他では、社内で導入している他のシステムとの連携、API連携が簡単にできることを期待しています。
設立 | 1987年10月 |
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売上高 | 10億円(2019年12月) |
従業員数 | 70名(2019年12月時点) |
事業内容 |
・自動発注・在庫最適化ソリューションsinops(自社開発システム) ・コンサルテーション(物流診断・改善、棚割コンサル) |
URL | https://www.sinops.jp/ |
※掲載内容は、2019年12月の取材に基づいています。