SWCC株式会社 様
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活用事例
リスモン導入から半年で与信管理体制を再構築!
わかりやすい与信判断指標を、グループ統一基準に採用!
事業内容
各種電線・ケーブル類の製造販売を行うSWCCグループ。
電力ケーブル・通信ケーブル・免振装置など、日本のインフラを下支えする、まさに縁の下の力持ちとして事業を行っています。
リスクモンスターサービスのご利用内容について、
経理・財務統括部上條様、黒沢様、山田様へお話を伺いました。
Q.導入のきっかけを教えてください。
SWCCグループは、比較的支払い能力の高い取引先との取引がメインでしたが、2020年2月からのコロナショックを踏まえ、取引先の与信状況をより重点的に管理する仕組みが必要ではないかとの認識のもと、経理・財務統括部内に審査課を新設し、グループ全体の与信管理体制強化のための取り組みを開始しました。
Q.リスクモンスターサービスを導入した決め手はなんですか?
当社では、既存の信用調査会社の評点をベースに取引先管理を実施していました。
信用調査会社の評点では、レポートを読み込むスキルが必要とされたり、取引先の動態管理に課題が残ったりと、一気通貫での体制構築が難しい点に懸念がありました。
リスモンサービスであれば、想定していた与信管理体制構築イメージに近いラインナップが揃っており、『e-与信ナビ』での日次取引の確認、『e-管理ファイル』での動態管理、『ポートフォリオサービス』での年次取引先の見直しなど、PDCAサイクルを回すためのサービスが揃っていたところが採用の決め手となり、SWCCグループで導入を決定しました。
Q.RM格付・RM与信限度額を利用して良かった点を教えてください。
グループ各社の営業部門・審査担当部門からは、与信審査手順の変更に対して、心配の声も聞かれましたが、実際に運用を開始すれば、企業検索の操作も簡単に行え、『RM格付』はA格からF格とわかりやすい指標でしたので、各部門の理解も得られ、スムーズに利用してもらえるようになりました。
『e-与信ナビ』の画面上で『RM格付』に加え『RM与信限度額』も表示されるため、取引の判断・与信限度額の設定も即時で行え、効率的な営業活動ができています。
現在は各支店・部門にIDを持たせ、新規取引開始時および与信限度増額の際に、必ず『e-与信ナビ』を添付する運用が浸透しています。
Q.ポートフォリオサービスを利用して良かった点を教えてください。
リスモンの『ポートフォリオサービス』では、取引先を5つの領域に分類して、濃淡管理することを提案してもらいました。
一部の領域の取引先群に対しては『e-管理ファイル』にモニタリング登録をし、限度額超過とRM格付の変化を、各社でウォッチして対策を講じる運用としました。『e-管理ファイル』にコメントの入力や添付ファイルを保存できる点も重宝しています。
特に集中管理が必要な領域の取引先群に対しては、グループのリスクマネジメント委員会で定期的な確認を要する取引先として管理する運用としました。
与信管理体制の再構築については審査課の新設から約半年で終了し、グループ共通の与信管理の枠組みが出来上がったことから、役員会においても賞賛の声が上がりました。
ここまでスピーディに、体制の再構築を進めてこられたのも、細かな質問や要望でも、リスモン営業担当者の迅速、丁寧な対応があってのことだと思っています。
Q.今後の課題について教えてください。
3点あります。
ひとつは、『e-管理ファイル』へ毎月の債権残を取り込み、限度額超過のフィードバックをちょうど始めたばかりなので、定例業務として定着させること。
つぎに、『ポートフォリオサービス』で営業拡大が期待できる先がわかりましたので、アタックリストとして営業部門へ活用してもらうよう働きかけること。
もうひとつは、グループ4社での運用が一段落しますので、ほかのグループ会社でも導入を進め、運用ルールを統一化していくことです。
概すれば、リスモンサービスを余すことなく活用するということですね。
Q.リスモンに期待する事をお聞かせください。
海外の取引先も多数あり、その管理が課題となっています。「海外信用調査サービス」の取り扱いもありますが、よりスピーディな判定ができますので、国内企業と同様に海外企業にも『RM格付』の付与が出来るといいですね。
会社名 | SWCC株式会社 ※2023年4月に昭和電線ホールディングス株式会社から商号変更 |
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設立 | 1936年5月 |
事業内容 | 電線・ケーブル、電力機器部品、巻線、光ファイバケーブル、情報機器用ローラ、免震・制振材、防振ゴム等の製造販売 |
企業PR | 電線・ケーブルを中心とした技術は、普段人の目には見えません。しかし、裾野は広く、産業・社会の多様なフィールドでニーズがあり、より豊で快適な世界をつくりだす欠かせない存在です。SWCCでは、電線・ケーブルというフィールドで豊富に培った技術と叡知を最大限に発揮し、持続可能な社会に貢献していくために、これからも挑戦を続けてまいります。 |
URL | https://www.swcc.co.jp/ |
※掲載内容は、2021年12月の取材に基づいています。