TDK株式会社 様
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活用事例
RMサービスにて与信管理業務効率化!
与信ガイドラインの判断基準との明確化に寄与
事業内容
TDK株式会社様は磁性技術で世界をリードする、総合電子部品メーカーです。
スマートフォンやPC、電化製品、産業機器、自動車など日々の暮らしを
豊かなものへと変えている数々のテクノロジー。
その進化を支え磁気の力で世界をリードし続けています。
今回は、ご担当である資材管理部 笹崎 忠信様にお話を伺いました。
リスクモンスターサービスご利用のご感想を伺いました。
TDK株式会社
SCM&経営システム本部
調達・ロジスティクスグループ
資材管理部 リスク管理チーム 笹崎 忠信様
Q.与信管理に対する取り組みについて教えてください。
当社の与信管理は、購買(調達)部門と販売(営業)部門の両部門において与信管理を行っています。
購買(調達)部門としては、安定調達を実現し、お客様への供給責任を果たし、自社の信用を担保する事です。また販売(営業)側は、得意先からの代金未回収が発生するリスクを排除・低減することです。
そのため与信管理の取組みとして、この企業と取引しても問題がないかということに加え、いくらまで取引額を増やしても問題がないかという判断を調達先・得意先ごとに審査・設定し、定期的に見直しもしています。
※当社では与信管理業務を、売掛債権の発生する得意先だけでなく、調達先や外注先、下請先など、全ての取引先の信用に対する管理として認識しています。
Q.導入して頂いたきっかけを教えてください。
導入前は他社調査会社を利用していましたが、情報を入手し、都度企業ごとに情報を精査して、紐付を行っていたため、非常に手間がかかっていました。
そんな中、購買(調達)側の与信管理体制強化・効率化にともない、シンプルに利用できるシステム、リスクモンスターサービスの「e-与信ナビ」を紹介され「RM格付」を与信ガイドライン用として導入しました。
その後、与信管理の統一化(経費削減)に合わせて、販売(営業)部門も「e-与信ナビ」の導入をしました。
Q.導入の決め手はなんですか?
当社も以前から倒産してしまった取引会社の倒産分析を行っていました。
リスクモンスターサービス導入検討時その分析結果と比較すると、非常に近い結果が出たため、「RM格付」データの信用度・信頼性が決め手となりました。
また1件あたりの情報が低コスト、スピーディに取得できる事にも非常に魅力を感じました。
Q.リスクモンスターのサービスをどのように活用されていますか?
新規取引(材料調達・開発案件・得意先)を行う場合、「e-与信ナビ」にて「RM格付」、および「信用調査サービス」を活用し、社内ガイドラインによる取引開始の可否を判断しています。
また、既存取引(材料調達・設備投資案件・得意先)の場合は、「e-管理ファイル」の「モニタリング機能」に登録し信用動向を注視し継続取引の判断に活用しています。また取引を一旦休止する際の企業情報も 「モニタリング対象外企業」として「e-管理ファイル」にデータ蓄積をしています。データ保管料金はかかっておりますが、取引再開時における手間や、担当者の引継業務を鑑みた場合、十分な価値があると考えています。
最近では、「RM格付」データが無い取引先については、直接決算書を入手し、「決算書分析システム」に入力する事で、「RM財務格付」を算出し、取引判断に役立てています。
Q.導入してからどのような効果がありましたか?
与信ガイドラインの判断基準として明確になったことで審査・承認の可否判断が早くなり、申請部門及び管理部門等の業務効率化、調査内容の充実が図れました。また、「RM格付」で倒産リスクが高い企業の動向管理に注力でき、信用力の下がった取引先に対して迅速な対応が取れるようになり、お客様への供給責任を果たす、また貸倒による経営への影響を最小限に抑えることに役立っています。
Q.リスクモンスターに期待する事はなんですか?
近年の事業環境の変化により調達先が国内から海外にシフトしたことで、海外取引先のリスク管理も重要となりました。海外の情報でリスクモンスターの「RM格付」が付与されているのは、「中国簡易情報ナビ」だけなので是非他国の企業情報にも「RM格付」の付与をしていただきたいです。
設立 | 1935年12月7日 |
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売上高 | 1兆2717億円(2018年3月期グループ連結) |
従業員数 | 102,883名(2018年3月現在) |
事業内容 | 総合電子部品メーカー |
URL | https://www.tdk.co.jp/corp/ja/index.htm |