株式会社サーキュレーション 様
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活用事例
株式公開(IPO)に向けた与信管理体制構築にRMサービスを採用!
百数十名のスタッフが利用する与信評価指標に!
事業内容
18,000名以上の各分野のプロフェッショナルの経験・知見を活用し、企業が持つ様々な経営課題を解決するコンサルティングサービスをご提供する株式会社サーキュレーション様。
2021年7月に東証マザーズへ上場されています。
「プロシェアリングコンサルティングサービス」をはじめとした各種支援サービスでは、新規事業の検討段階から、マーケティング強化、事業承継・M&Aなど、多岐にわたる経営課題に対して要件定義の上で最適なプロジェクト設計と実行可能なプロ人材のアサイン、プロジェクト終了までを多角的にサポートするご提案をされている企業です。
今回は、経営管理本部 経理・財務部長 小野寺様へお話をお伺いしました。
Q.導入のきっかけについて教えてください。
新規株式公開(以下IPO)を目的に情報収集をしていました。
リスモンへ資料請求をした時点では、自社内での与信管理体制が構築できておりましたし、外部の指標を用いることは中期的な課題と考えていたのですが、証券会社の審査過程において、東証の審査基準が高いレベルであることを想定し、上場審査前に外部の信用情報も参考にした与信限度設定プロセスを構築しておくべきだという証券会社の指摘があり、一転、喫緊の課題となりました。
営業効率低下の影響を最小限に抑えつつ、短期間で適切な与信限度設定の承認プロセスをいかに敷くか、バランスとスピードを重視した外部サービスの導入を目指すこととなりました。
Q.リスクモンスターサービスを導入した決め手はなんですか?
リスモンサービス導入の決め手は二つあります。
一番には営業担当者のレスポンスの速さです。
当社としては早期に運用体制の構築が必要な状況でしたが、他社のレスポンスは物足りないものでした。リスモンの営業担当者は、スピーディかつ運用のイメージがしやすい提案でしたので、タイトな時間軸での導入スケジュールを実現可能にしてくれました。このスピード感は非常に大きなポイントでした。
もう一つは、他調査会社の与信指標と比較してリスモンの『RM格付』は、シンプルでわかりやすい6段階(細分化を含めて9段階)の指標ですので、百数十名のメンバーが利用するものとして、スムーズな導入が可能だろうと判断し、リスモンサービスを採用することを決定しました。
Q.リスクモンスターサービスの導入効果を教えてください。
- 与信管理プロセスを組織に浸透させ、上場企業に求められる体制構築が出来たこと
- 企業の信用情報収集、評価の工数(コスト)が大幅に削減されたこと
が挙げられます。
特にRM格付(統計的に分析された信用情報)を基礎に与信限度設定を行いますので、与信評価に対する申請側の恣意性を排除できることが、内部統制上の大きなメリットだと言えます。
また、取引先の信用力を把握するという点で、『e-与信ナビ』のRM与信コメントなどを参考にし、申請者自身の学びに繋がっていると考えています。
Q.今後の課題について教えてください。
年に一度、取引先の再評価のために、ポートフォリオサービスを利用していますが、まだ初回の実施でしたので、活用しきれていないところがありました。
取引先のRM格付の変動は確認できましたが、取引拡大にも役立てたいと思いますので、次回はその点を意識して利用したいと考えています。
また、百数十名のスタッフが取引先の信用力を把握すべき立場にあるわけですから、与信管理知識を高める必要性があります。与信管理セミナー・eラーニングを活用して、スタッフの教育にも力を入れたいですね。
Q.リスモンに期待する事をお聞かせください。
当社内のDXプロジェクトとして、現在は社内整備の対応をしており、企業情報のAPI連携に興味があります。
取引限度申請や、取引先の信用力再評価のフローなど、ますます効率化が図れるといいですね。
Q.新規株式公開を目指す企業様へメッセージをお願いします。
上場審査は、ひとことで言ってしまえば『規定に基づいた運用がなされていること』ですが、審査回答書には1行の言葉であっても、社内の運用を変更する労力は相当なものでした。
とくにリスモンを導入する時期は、証券審査の大詰めというところでしたので、覚悟して臨みましたが、想像以上に負荷のかかる濃密な数カ月でした。
上場をご検討の企業様は、当社のコンサルタントがご相談に乗らせていただきますので、ぜひご相談ください。その際には、リスモンサービスを併せた活用もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
会社名 | 株式会社サーキュレーション |
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設立 | 2014年1月 |
事業内容 | プロ人材の経験・知見を活用して経営課題の解決を支援するプロシェアリング事業 |
URL | https://circu.co.jp/ |
※掲載内容は、2022年1月の取材に基づいています。