企業リスク管理への独自AI活用
リスクモンスターは、企業のリスク管理におけるAI技術を積極的に活用しながら独自開発も進め、幅広いサービスに組み込んでいます。
DX（デジタルトランスフォーメーション）の視点から、以下の3つを柱に取り組みを進めています。
- POINT
- AI活用による自社保有データの高度分析
- クライアントのDX支援
- デジタルプラットフォームを活用した業務効率化
1. 独自AIを活用したWebクローリングのデータ収集技術
当社が保有する550万社超の独自企業データベースと7,000社以上の与信管理情報を、AIやETLツールで収集・分析。これにより、企業信用格付（RM格付）の精度向上をはじめ、クライアントに有効な新サービスやマーケティング戦略の開発に役立てています。
関連サービス | リスモンAI与信管理PDF
独自AIによるWebクローリングと豊富な企業データを活用し、RM格付・総合評価コメント・詳細分析資料をまとめた与信管理レポートを提供。取引リスクを多角的に把握できます。
2. AI＋専門家による評価ロジック
独自データベースと110万社超の倒産データを解析し、AIとアナリストの人的知見を組み合わせた格付ロジックを構築。倒産判別力は90%超と高い水準を実現しています。AIによる生存企業ビッグデータの学習により、資金力の類推や、業歴の浅い企業の倒産確率推定も可能にしています。
関連サービス | RM格付
企業を信用度に応じてA～Fの6段階で格付け（細分化を含む場合9段階）。倒産リスクの高低を即座に把握でき、取引判断の迅速化につながります。また、RM格付の倒産判別力は会員へ毎月公開し、その透明性を評価いただいております。
3. 企業データの紐づけAI技術（AI名寄せ）
膨大な企業データベースを整理・メンテナンスするために、長年蓄積したリスクモンスターの名寄せノウハウを活用。AIにより複数の企業データを自動で統合し、正確なデータベースを構築しております。
関連サービス | AI企業データ名寄せ
企業一覧リスト（エクセル・CSVファイル）をシステムへインポートするだけで、AIが自動で名寄せ処理を実行します。リスクモンスターの企業データベースから一致率の高い候補企業を自動抽出し、正確で統一されたデータ管理を実現。会員様は無料でご利用いただけます。
4. 決算書分析システム AI-OCR技術（特許取得）
AIライブラリによる独自AI認識技術を採用し、決算書データの画像読み取りと、適切な勘定科目や金額を自動で出力する技術で特許を取得しています。企業によって決算書の様式が多岐にわたる中、一般的なAI-OCRでは困難な統一フォーマットへの出力・統合や、財務分析結果の反映を瞬時に実現します。
関連サービス | 決算書分析システム
独自AI-OCR技術を活用し、財務分析知識がなくても決算書を簡単にデータ化・分析可能。営業担当者でも直感的に使える設計です。
5. ChatGPTを活用したサービス開発
OpenAI社「ChatGPT」と連携し、与信管理業務をより多角的に支援するサービスの開発に取り組んでいます。
- e-与信ナビ AI与信管理士コメント
RM格付や与信限度額などの情報をChatGPTに読み込ませ、対象企業の与信状況を自然な文章で自動要約。情報収集の手間を大幅に削減します。 - 教えてAI与信管理士
当社出版書籍『与信管理論（第3版）』を学習させたAIアドバイザー。与信管理に関する疑問をチャット形式で解決できます。会員様には無料でご利用いただけます。 - RiskmonsterCorpDB（ChatGPTプラグイン）
リスクモンスターが保有する500万社超の企業情報をChatGPT上で利用可能。ChatGPT Plusユーザーであれば追加費用なくご利用いただけます。
