債権回収や紛争解決の観点から見た香港の活用方法～中国大陸との比較を交えながら～／海外売掛債権の保全、未回収リスク回避のためのソリューションとしての取引信用保険の活用（ＷＥＢセミナー）【9000046099】

2022年12月13日（火）　13:00～15:40

■テーマ
13:00～14:30
『債権回収や紛争解決の観点から見た香港の活用方法～中国大陸との比較を交えながら～』
中国やアジアでビジネスを展開している企業に必ずつきまとうリスクが、現地企業か
らの債権回収や紛争解決です。現地企業が破産するとの噂がある、連絡がとれなく
なった、勝手に自社の商品名を商標登録している疑いがある・・・現地企業との紛争
形態は様々なものがありますが、いずれにせよ、言語・商習慣だけでなく法制度も大
きく異なる外国で、法的手続をとるためには多大なコストがかかってしまいます。そ
のため、金額が大きな取引や重要な技術・秘密情報を開示する取引の場合には、現地
企業が契約に違反した場合の対処方法についても念頭において契約を締結する必要が
あります。
しかし、中国大陸や東南アジア諸国では、司法制度そのものに対する信頼度が低かっ
たり、判決を得ても強制執行ができず、問題が結局解決されないというようなことも
しばしば起こります。そうなってしまうと、いかに契約書の条項を作り込んでも実効
性がありません。そのため、現地企業と契約を結ぶ際には、実は、「どこの国／地域
で紛争を解決するか」（紛争解決条項の問題）、「どこの国／地域」（準拠法の問
題）という問題が大変重要です。
本講義では、このような問題意識を踏まえ、香港の現地法律事務所での勤務経験があ
る弁護士が、以下のようなトピックについて解説します。
・海外企業との契約において注意すべき準拠法、紛争解決条項とは何か
・中国企業との間でよく起こるトラブルと現地での解決の難しさ
・香港の法制度と拠点活用の基本（近年よく報道される懸念も踏まえて）
・香港での債権回収や紛争解決のメリットとデメリット

14:30～14:40　休憩

14:40～15:40
『海外売掛債権の保全、未回収リスク回避のためのソリューションとしての取引信用保険の活用』※同業他社、保険関連業界の方のご参加はご遠慮いただいております。
コロナ禍がようやく終息しつつある中で、ロシアのウクライナ侵攻、中国と台湾の
緊張高まり、インフレ、極端なドル高・円安など、企業の海外ビジネスを様々な
不安材料が取り巻いています。
その中で、海外の多くの企業の今後の業績は不透明であり、急激に悪化し、債務不履行
に陥るリスクも高まってきている状況です。
このような状況下、売掛債権の保全を図り、未回収リスクを回避するソリューションと
して取引信用保険の機能や付加価値について情報収集を行っておくことは非常に重要だと
考えます。この講義では、以下のようなポイントを押さえながら、取引信用保険について
分かりやすくご説明し、理解を深めて頂きます。
ーどのような理由、きっかけで取引信用保険を活用している企業が多いのか
ー取引信用保険はどんな場合に保険金が支払われるのか
ー取引信用保険は全ての取引先を対象にしなければならないのか
ー取引信用保険の付加価値サービスはどんなものがあるか
ー取引信用保険は、他の債権保全手段（L/C、ファクタリング）と比べてどんな特徴があるか

■講師

『債権回収や紛争解決の観点から見た香港の活用方法～中国大陸との比較を交えながら～』
弁護士法人淀屋橋・山上合同
弁護士　増山　健　 氏　


『海外売掛債権の保全、未回収リスク回避のためのソリューションとしての取引信用保険の活用』
ユーラーヘルメス信用保険会社
再保険事業部長　岡部　雅哉　氏

【視聴方法】
ZOOMを使用して開催いたします。
当社セミナー事務局より、お申込者様個別にお知らせしますミーティングID、パスワードを入力して視聴します。

※視聴用URLはセミナー開催前日までにお申込み時にご登録のメールアドレスにご連絡いたします。

【注意事項】
・受講者１名に１視聴URLが必要となります。
・講義資料は開催前日までにお申込み時にご登録されたメールアドレスにご連絡いたします。
　なお、講義によっては資料配布を行わない場合がございます。
・セミナー内容のご質問はQ&Aにてご対応します。
・不測の事態にて画像や音声の乱れ、配信が一時中断、終了する可能性があります。
・セミナーの録画、録音、資料の複製、再配布などは固くお断りいたします。
・同業他社、保険関連業界の方のご参加はご遠慮いただいております。

※注意事項に同意いただける方のみお申込み可能です。
※内容は変更される場合がございます。ご了承ください。

与信管理・審査業務にかかわる方　等