リスクモンスターサービスによる取引先の情報収集術No.03
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3月決算の会員様は、年度も変わり取引先の信用調査を本格的に開始する時期に
なっていくと思われます。RMサービスは、与信管理のエキスパートならではの
機能で、会員様の取引先の情報収集をサポートします。
4月から6月まで全12回に渡って、RMサービスを使ってどのような情報を
収集することができるのか、それをどのような場面で利用すれば効果的なのか
などをご紹介していきます。他社にない機能も多数ございますので、取引先の
情報収集にお役立てください!
今回は「e-与信ナビ」の独自機能の一つ「プレイバックモンスター」から読み取れる
「定性データの動き①」をご紹介いたします。
決算の動きだけでなく、数字に表れない定性情報からも過去からの経緯を
追いかけることでさまざまなことが推察できます。
まず取引銀行の変化に注目しましょう。メイン銀行が交替するという事は、
返済能力の低下などから、銀行の支援態度に重大な変化があった場合が多い
からです。
特に上位行から下位行への変更については要注意です。一概には判断できませんが、
上位行の融資基準を満たせなくなり、下位行へ取引を移行するケースも多いからです。
また、受注基盤が確立されていることが、安定した売上と成長につながります。
そのため取引先の販売先を調べることも重要です。
販売先の過去データに倒産した会社が含まれていた場合、焦げ付きが発生した
可能性があります。同時期の決算に減益などの動きがない場合は貸倒損失を計上
せず、不良債権を内包してしまっている懸念もありますので、業績の動きと合わせて
みるようにしましょう。
【過去データの時系列表示機能『プレイバックモンスター』とは】
「プレイバックモンスター」は会員様に代わってリスモンが蓄積している情報を
閲覧することができる機能です。会員様は長年お付き合いをしている取引先と同
程度の情報量で新規取引先を分析することが可能になります。
決算データだけでなく、メイン銀行、大株主、仕入先、販売先、役員、従業員、
代表者他、リスモンがサービス開始来蓄積している最大15期分の履歴を一覧表示
する機能です。1社当たり、1,600円でここまでの情報量をご取得いただけます。
15期分の過去データをさかのぼることができるのはリスモンのみです。
「e-与信ナビ」の企業データ詳細ページの各項目の『←←』をクリックすると
ご覧いただけます。
過去データの時系列表示機能『プレイバックモンスター』を搭載している
「e-与信ナビ」について詳細とサンプルはコチラ