リスクモンスターサービスによる取引先の情報収集術No.05

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3月決算の会員様は、年度も変わり取引先の信用調査を本格的に開始する

時期になっていくと思われます。RMサービスは、与信管理のエキスパート

ならではの機能で、会員様の取引先の情報収集をサポートします。

4月から6月まで全12回に渡って、RMサービスを使ってどのような情報を

収集することができるのか、それをどのような場面で利用すれば効果的なのか

などをご紹介していきます。他社にない機能も多数ございますので、取引先の

情報収集にお役立てください!

 

今回は「e-与信ナビ」の独自機能の一つ、データベースから関わりのある会社の

洗い出しができる『スパイラル』をご紹介いたします。

【関わりのある会社のデータベース洗い出し機能『スパイラル』】

仕入先欄や販売先欄に記載される先は、調査会社の取材に対して対象企業が

回答したものにすぎません。しかし、取引をしている先は他にもあるはずで、その中

には経営状態が悪化しており、倒産した場合に多額の貸倒が懸念される先もありえ

ます。

また上場会社の場合は、グループ会社を有価証券報告書などで把握することが

できますが、非上場企業のグループの全体像を把握することは容易なことではあり

ません。

しかし、グループ企業の中に業績が芳しくない企業があった場合には、そこに

取引先の資金が流出してしまうこともかんがえておかねばなりません。

『スパイラル』は、280万件のデータベースから対象企業に関わりのある先を

洗い出す機能で、仕入先スパイラルの場合は対象企業の名前を販売先に記載

している企業、つまりは対象企業の仕入先を文字列検索でピックアップして表示

します。

spiral.png

<仕入先スパイラル>

・検索企業を仕入先と申告している企業になります。

 ⇒仕入先に何かあると、供給責任を果たせなくなり、業績悪化の懸念があります。

  また、仕入先スパイラルに自社の競合先がある場合には、その競合先の 

  e-与信ナビを取得し、その販社を調べることでマーケティングリストを作成できます。

  ライバル企業の取引先に営業アタックをかけ、ライバル企業のシェアを獲得

  していきましょう。

<販売先スパイラル>

・検索企業を販売先と申告している企業になります。

 ⇒販社に信用不安先がないかを確認することができます。もし信用不安先が大口

  取引先の場合、検索企業が連鎖倒産に至る危険もあります。『スパイラル』を

  ご確認いただくだけでも、定量的に検索企業の信用状況を把握することができます。

<関連企業スパイラル>

・検索企業を大株主とする企業になります。

 ⇒有力企業が含まれていれば問題はないですが、財務体力のない会社や得体の知れない

  会社が含まれている場合は、e-与信ナビを取得いただいて、信用状況を確認していく

  ことが必要になります。

<代表者スパイラル>

・検索企業の代表者を大株主または役員とする企業になります。

 ⇒本業と関係のない業種の会社がある場合は注意が必要です。また、資金の融通が行わ

  れることもありますので、検索企業の資金が抽出することも可能性として考えなければ

  なりません。e-与信ナビを取得いただいて、信用状況を確認していきましょう。

また、これらの『スパイラル』はCSVファイル形式でダウンロードができますので、

データを抽出し自社データベースと紐づけする等の独自分析に用いることができます。

関わりのある会社のデータベース洗い出し機能『スパイラル』を

搭載している「e-与信ナビ」について詳細とサンプルはコチラ

http://www.riskmonster.co.jp/service/e-yoshin/

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