数字に表れない情報を分析しよう!
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企業情報の中には、単純に数値で表すことができない情報があります。例えば、経営者の資質や大株主、技術力、販売体制などが挙げられます。これらを企業の「定性情報」と言います。定量分析に加えて、定性情報を分析していくことでより詳細な分析が可能となります。
財務分析だけでは、取引先の判断はできません。なぜなら、取引関係において弱い立場にある場合は決算書を直接相手から入手することは困難でしょうし、中小企業の場合は、非公開の会社も多く、調査会社等からも決算書を手に入れられないケースが多いからです。またたとえ手に入れられたとしても、決算を粉飾している場合もあり、必ずしもその企業の実態を正しく分析できないことも考えられます。さらに、決算書を入手した時点でその情報は、既に過去の情報となっています。
したがって、数字に表れない定性分析を行うことによって、在庫が実際よりも多く計上されている、実態の分からない子会社があり貸付が不良化している可能性があるなど、決算書の数字におかしな点があることも見えてきます。定性分析を行うことによって分析の補完ができるのです。定性分析には、たくさんのポイントがありますが、ここでは代表的なものを挙げます。
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